内容説明
祖父の死を看取り、ようやく自由の身となったオードリーは、メイ・リを連れてロンドンのチャールズのもとへ急ぐ。数か月前のプロポーズに応えるために。しかし、ロンドンに着いた彼女を待っていたのは、チャールズと出版社の社長の娘との結婚のニュースだった。傷心のオードリーを慰める友人たち、愛のない結婚生活に苦しむチャールズ。やがてオードリーは、カメラマンとして、チャールズのいる戦地カイロへと赴く。第二次大戦の荒波のなか、試練に耐え真実の愛に生きたひとりの女性を描く全米ベストセラー・ロマン。
感想・レビュー
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- 和書
- 唇にワイン 集英社文庫