内容説明
CIAにとってなんともいまいましくも頼もしい存在が、ボランティア・スパイのミセス・ポリファックス。いつも指令以上の成果をあげてくれるのだが、はらはらどきどきの途中経過がどうもよろしくない。今度こそ暴走はなりませんと念を押して、いざブルガリアへ!ところが、パスポートを届けるだけの予定が、反体制派と組んで政治犯の救出に乗り出して…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
34
読破。再読です。どうもこの表紙になじめない(笑)☆今回は当時は鉄のカーテンの向こう側だったブルガリアに潜入、パスポートを届ける任務なんですが、もう最初の段階で横道に脱線し始める相変わらずのおばちゃま。ネヴァナ女史の監視の目を言葉巧みに(とは言えないけど)かいくぐり、ブルガリア国内を駆け巡る、ハラハラ・ドキドキの展開です。2015/10/08
うめ
22
今回はあまりおばちゃまが痛い目に遭わなかったので良かった。特にラスト間際は映像でみたいもの。何気に悪者と思っていたツアーガイドの予期せぬ活躍に笑っちゃダメだけど笑った。女性は強い。たぶん原文で読んでもそこは笑うところだと思う。2017/06/24
ごへいもち
18
コージーなエスピオナージというところか2017/08/23
天晴
11
おばちゃま、今回も大活躍です。今までのシリーズの中で一番好きかも⁈ツァンコがいぶし銀の魅力でおばちゃまとムフフな展開に⁇とか少し期待したけど、やっぱり彼には地位があってこれからブルガリアを背負っていかなくちゃいけませんからね!最後にスイスでカーステアーズが全て聞いて理解できるのか?ビックリするカーステアーズを想像するだけでも愉快です。乾杯のシャンパンはさぞかし美味しかったことでしょう。2018/02/11
美晴
10
ブルガリアといえばヨーグルト。位の知識しかない私…。こんな時代があったんですね⁈自分のプランで旅行出来ない、秘密警察、思想が違うだけで刑務所…。でもおばちゃまはやってくれました‼おばちゃまの笑顔は人を元気にする、人に勇気を与える。本当におばちゃま最高デスね(≧∇≦)2013/09/16
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