感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨッシー
8
巷ではほとんど話題になりませんし、絶版だしで、今後二度と陽の眼を見ることのないような作品ですが、あえて読書メーターで断言しましょう。これは読むべきです。もうね、何と言うか、出来不出来以前に、「うえぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」という展開が100ページ頃にあって、これがもう生涯忘れられないインパクトを残すんですよ。おふらんすなのに案外まともな本格ですが、ラストの方でも二度三度と読者をひっくり返します。非常によく出来た佳作、といったところでしょうか。いやはや、やっぱりフランスミステリは開拓のしがいがありますね……。2012/06/24
りず
7
性別すら混乱するほど登場人物たちの区別がつかなかったwフランスミステリは手強い…。でも、最後の最後のどんでん返しはやられたー!その前までは予想できたんだけどな…もう一度引っくり返されるとは…!2016/12/30
けいちゃっぷ
4
『そして誰もいなくなった』の舞台公演は上々の評判と客の入りだったが、読んでてビックリの大事件が起きる。 事件の真相を追うはパリ警視庁の警視と老舞台俳優。 クリスティの唯一通して読んだ本がネタということで期待したが、もはや誰が誰だか思い出せない状態なので序盤はしんどかったけど、事件が起きてからは割とスッキリ読めた。 色々とクリスティネタを仕込んであるとは思うのだが分からず。 そして犯人は「あの」ネタか、と思いきや・・・。 ラストの解決の仕方はどうなんだろうねえ。 350ページ 2013/11/12
二分五厘
1
1984.1.21
kanamori
0
☆☆★2013/09/28