感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mercury
3
昭和50年代、イギリスの田舎で起こった少年が被害者の連続殺人。トレンチャード・ハウス・スクールという全寮制の予備校(プレパラトリースクール)を舞台に事件が進む。予備校と言ってもパブリックスクールに入学する前の子供たちが学んでいる、最上級生は14歳という学校。いかにも英国風の変わり者の先生たち、警察官たち、子供たちが織り成す、サスペンスに満ちたミステリー。写真が趣味という先生が持っている3台のカメラのうち2台がニコンとアサヒというのが驚きでした。2014/09/09
丰
0
Y-202003/03/27
りろ.
0
昭和58年に出版の本。古さを感じるのは連絡とるのに電話を探さなくてはいけないことぐらいで、事件そのものも今でも全然あるし、お話はテンポよく進んでいくので読みやすかった。のだけど、自分はイギリス・アメリカあたりの翻訳本を読むことが多く、映画・ドラマもそのあたりのものばかり。名前で苦戦することはほとんど無いのだけど、この本はごちゃまぜになってしまって幾度となく数ページ戻って探すということをしていた。2024/10/26