集英社文庫<br> 偉大なギャツビー

集英社文庫
偉大なギャツビー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087520453
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふな

5
図書館本。村上氏絶賛ということで読んでみた。この作者は女性を何だと思っているのだろうかというのが正直な感想。いつの間にやら主人公が死んでいたりして「え??」と思わせられた。私の理解力が足りないせいなのだろうが良作ではあるがそこまでとは思えなかった。2014/01/18

紅葉まんじゅう

4
「『あいつらはくだらんやつらですよ』芝生ごしにぼくは叫んだ『あんたには、あいつらをみんないっしょにしただけの値打ちがある』」 ほんとは新潮文庫のほうで読んだんだが、出てこなかったから、とりあえず。村上さんの訳も好きだけど、野崎さんの訳はなんか、落ち着く。映画とはやっぱ、ぜんぜん違う。文字で表されたきらびやかな世界も、どうしようもない虚しさも、映像化はできないんだろうな。春休みにNY行った記念、みたいなつもりで読んだ。縁のない世界だと知りつつも、憧れる気持ちも捨てられない。若さ、か、ね…?2014/03/28

Holden Caulfield

3
「マイ・ロスト・シティー」の訳者あとがきで村上春樹は、 「読み終えて何ヵ月も何年もたってから突然、まるで後髪を掴むように読者を引き戻していくタイプの作家がいる。僕にとってスコット・フィッツジェラルドがそういう作家であった。他には誰もいない。彼だけがそのように僕を捉えた。」 そして 「フィッツジェラルドは『僕のための作家』」とまで書かれている、 (私は、そこまでフィッツジェラルドLoveじゃないけど…) 初めて読んだ「The Great Gatsby」の翻訳は野崎孝だった、 2019/07/04

りほっち

1
やっと読めた。私にとっては生い立ちや回想が度々入っていてわかりにくい部分があった。最初はトムに対して自業自得だと思っていたけれど、ディズィもディズィで相当で、こういうのを魔性というのかしらと思った。それにしてもギャツビー、華麗というか、とても彼の寂しさを感じた。2016/01/17

くろ

1
ギャツビーという男は「偉大」というよりは不器用で純粋で、それでいて自分本位だった。生き方が下手だと思えるが、ギャツビーならしかたないとも思える。ギャツビーの人生は格好悪かったが、生き様は格好良かった。他人目線ではなく、自分目線の人生を送っていきたいと思える作品。2014/03/24

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