集英社文庫<br> 滅びゆく日本の野生 〈北の国〉

集英社文庫
滅びゆく日本の野生 〈北の国〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087507560
  • NDC分類 481.7

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

30
1984年刊。著者は岩合光昭氏の父上で、動物中心のフリーカメラマン。生き物たちの雄姿を自然の中で撮影した2巻本。この「北の国」では丹頂鶴が特に美しい。森を背景に群れ飛ぶ姿は、琳派の絵画そのものだ。同じ木にとまったオジロワシとオオワシを捉えた一枚も印象的。互いにそっぽを向きながら微妙に牽制し合っている。トキの自然の姿もかろうじてあった。長年動物を撮ってきた著者は、環境破壊と人の侵食への無念さを繰り返し述べる。その葛藤が作品の原動力だとしたら悲しい。厳寒の小屋で何日も待機し、氷上のアザラシ猟にも同行している。2019/05/11

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