内容説明
「ハイ、救命センターの当直です」「24歳の女性なんですが、眠剤を多量に飲んで意識がないんです」「わかりました。すぐ搬送してください」消防署からの依頼である。救命救急センターの電話は、途切れることがない。死ぬか生きるか24時間態勢で取り組む救命救急センターの若き青年医師と、看護婦、そして患者が織りなす、心温まるドキュメンタリー。
目次
卒業
再発
心臓神経症
病理検査
外妊
肝転移
呼吸困難
配置転換
自殺
暴走族
子供の日
処置婦
贈る言葉
休憩室
ヒステリー
わがまま
本心
堂々巡り
ボケ
溜息
予感〔ほか〕