集英社文庫<br> 超少女へ

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集英社文庫
超少女へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784087494389
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

小学校2年生のとき、両親の離婚で、祖父母に育てられた著者。少女時代は古い「女らしさ」がいっぱいだった。しかし週末に会う父は「女だからといってひとに頼るな。自力を尽くせ」と教えた。独立精神旺盛な著者の少女時代をもとに「若草物語」「ふたりのロッテ」「あしながおじさん」、萩尾望都の少女マンガ等をまじえ、「少女」について語る、著者会心のエッセイ集。

目次

1 少女へのタイムトラベル(青い薔薇の皿には海があった;ちょっぴりブルース・花物語;“傷ついた馬”のための短い文章―オキーフからローランサンへ)
2 物語の少女たち(「ベスはあたしの良心」とジョーは言った;ドイツのロッテと日本のチエちゃん;ジュディちゃんの無作法な手紙;わが心の「あしながおばさん」)
3 「非少女」から「超少女」へ(近代的「少女」の小さな繭―萩尾望都の提出した問題;「少女」と世界のゼロ地点;「非少女」の自己肯定;「超少女」の誕生)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロ

0
整理のため。2016/07/10

Tac

0
”少女“をテーマとしたエッセイ・評論集。前半1/3は著者の少女時代の思い出話、中間1/3は「若草物語」「ふたりのロッテ」「あしながおじさん」と言った古典的少女小説の解読、ラスト1/3は「ポーの一族」「トーマの心臓」「スター・レッド」を中心とした萩尾望都作品の評論。この本のメインはやはりラスト1/3を占める萩尾望都論であり、橋本治による同テーマの評論よりは余程納得できた。2020/08/09

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