集英社文庫<br> 戦国鉄砲商人伝―Gun&Christ

集英社文庫
戦国鉄砲商人伝―Gun&Christ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 235p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784087493849
  • NDC分類 913.6

内容説明

戦乱に明け暮れる日本に、2人の異邦人―鉄砲商人と宣教師―が、期待と不安で胸をふくらませながら上陸した。この2人を気前よく雇った男がいた。尾張の若き領主、織田信長である。己が命と夢を託した信長は、桶狭間、三方ケ原、長篠…と、血みどろの戦いを続けながら、自らの壮大な夢を追っていた。信長とその時代を、かつてないスケールで甦らせた異色時代長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shushu

1
ポルトガル人の鉄砲商人とイタリア出身のイエズス会宣教師が日本にやってくる。時代は戦国、二人が出会ったのは若かりし頃の織田信長。前者は鉄砲や大砲作りを後者はキリスト教の布教やセミナリオ運営を通して信長の天下統一に関わっていく。なんか軽くて迫力が足らない気がして、昔の大河ドラマ見た方が楽しいような。この文庫は1988年刊。後ろに付いている文庫紹介が今と全く違う。丹羽文雄とか福本和也、藤本義一、藤原審爾、平岩弓枝等々。堀田善衛も今でもリストに載っているのと作品が違うような。30年て長い。2018/06/01

そら豆

0
織田信長の夢を近くで見続けたポルトガルの鉄砲商人とイタリア生れの宣教師パウロのお話。外人から見た戦国時代の日本人像が何よりも新鮮で、昔外人は日本人のことをそんな風に考えていたんだなぁ…とか、信長は本当に偉大だなぁとか色々考えさせられました。信長ってあんまりいいイメージは無いんだけども、偉大だし、何よりカリスマ性がある。この本の中での信長は意外と人間らしくて共感する事もできました。中々に楽しめた一冊だと思います。2014/01/11

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