内容説明
桟橋を降り、ゆっくりとバイクを進める。この空気だ!この空気を裂いて走るため、ボクたちは北海道に来た。6年前のバイン仲間の合言葉“開陽台で満月を見よう!”―その約束を覚えていた慎平と2人で。スロットルを全開にする。マシンのリズム、ピタッと合った心、軽い空気…。途中,XJ400に乗った淳子が加わって、3人の北海道ツーリングが始まった。本格オートバイ小説の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たカス
8
★★★☆☆渋いなーこのジャケ。「開陽台へ行こう!」6年前の約束に当時の仲間たちは集まるのか?変わってしまった仲間たちや今の自分を北の大地で見つめ直す。若いっていいなー。オッチャンもまた北海道を単車で走りたくなったよ。2018/03/08
はなぴょん
3
20年以上振りの再読。いろんな思いが蘇る。あー、手もとに置きたい。2015/10/30
robokonTDM850
3
再読完了。やばいくらいバイクで再び開陽台に行きたい。あぁ、旧「ハイジの家のかあさん」は元気だろうか……2009/11/13
nori
2
バイクの事は全くわかりませんが、道東に住んでいるので馴染みの地名が多く、楽しめました。若者の人生への葛藤、よくわかります。2015/08/27
たか。
2
毎年夏の北海道にバイクでツーリングに行っている事もあり、行った事のある地名や走った事のある国道が出てきて面白かった。バイク乗りがこの小説を読んだら、北海道を走りたくなるのは必至かな。開陽台に今年も行きたくなった。2013/05/28
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