内容説明
食いしん坊雑誌「四季の味」を２０年間率いた名編集長・森須滋郎は、家庭でも自ら包丁を握り、客を馳走する名料理人であった。春は季節のワラビ鍋、夏の冷奴バリエーション、秋にはイワシをイタリア風に、冬はこってりアン肝テリーヌｅｔｃ…。「招福楼」「千花」等、東西の名店を食べ歩いた舌と腕を駆使して作る家庭料理集。四季折々の絶品酒肴とおそうざい１２か月×１２品＝１４４品レシピを掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きりぱい
4
お歳暮でもらうようなハムをアレンジしたハムとリンゴのバター焼き、ブランデーと醤油で鍋ならぬハリハリ炒め、牛肉のクルミ揚げ、ロール牛肉ライス、ヨーグルトシャーベット、洋風イカ飯などなど、料理のプロから盗んだ技や、シンプルに工夫を極めた一品と、なじみの料理にも目先の変わった調理や味付けがあったり、おいしそうで試したくなる話がいっぱい。2013/04/04
ひなこ
1
１２ヶ月分みっしりとおいしいものの話がつまっている。著名な料亭直伝のレシピもあり本格的なので、めんどくさがりの私は作ろうとは思わないのだけど。2016/02/21
Gen Kato
0
再読。四季・十二か月折々の料理を活字で楽しめる一冊。料理法に分量等なく、ざっくりしているのもいい。2014/06/20
