集英社文庫<br> ケネディからの伝言

集英社文庫
ケネディからの伝言

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087484557
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0195

内容説明

ジョン・F・ケネディは繁栄の時代にあって犠牲の精神を、対決の時代に和解を説いた。弟ロバートは超バイオレンスの時代に愛を説いた。まさに命を賭して信念を貫き人々に勇気と希望を与え続けた二人。未来に捧げられたその言葉はあらゆる人の魂を揺り動かし、その足跡は今なお不滅の光芒を放つ。日本人が味わうことができなかったケネディ兄弟のエッセンスがここに甦る。

目次

第1章 不可能への挑戦
第2章 為政者の責任
第3章 自由のために
第4章 真のリーダーシップ
第5章 戦争か、平和か
第6章 偉大なる説得
第7章 ケネディとキング
第8章 ベトナム戦争
第9章 アメリカ最後の希望
第10章 ボビー、プレイ・フォーアス
第11章 21世紀への遺産
第12章 第四のK

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

17
揺るぎない軸、信念。その根底にある人生哲学、政治理念、夢、生き様。心から訴えるから心に伝わる。言うまでもなく、私欲がない。JFKにスポットライトが当たりがちだが、RFKの陰の活躍が気持ちいい!インディアナポリスでのRFKと老婆の会話がとても印象的。「法律の義務ではなく良心と誇り」。人類を信じるし、明日を信じる!っていう強いMSGが伝わる。色褪せないなぁ・・・。2012/09/05

高橋 橘苑

16
ケネディの支持者、より正確に言えば、弟ボビー・ケネディの熱心な信奉者である落合信彦の魂の声といえるメッセージ作品。高校一年で読んだ「2039年の真実」から30年以上が過ぎ、ケネディの功績に対して、やや懐疑的になった自分自身を意識している。司馬遼太郎はケネディを劇的な政治家と考えたし、村田晃嗣は若さと情熱から来る、アメリカ国力への危険な過信を持った大統領と捉えている。だがしかし、キング牧師が暗殺された夜、聴衆全てが黒人のインディアナポリスのスラム街で、著者の様にボビーの演説をこの耳で聞いたなら・・・・。2015/06/27

とまと

3
高校生のときに若気の至りで(失礼)読み漁った落合信彦。彼の著作は、今じゃ恥ずかしくて読めないものが多いけれど、このケネディからの伝言だけは違う。とかく、面白いし、自己啓発的な熱さではなく、建設的に熱くなれる一冊。2012/10/16

Tom Zacky

2
熱い!アツイ!!あつすぎるぜ!!!( ゚Д゚)㌦ァ!! 揺ぎ無き信念! まさに漢の生き様!!!( ゚Д゚)クワッ!! てか、こんだけ民衆を魅了するって((;゚д゚))ス、スゲェ  にしても日本の首相は・・・。 歴代の首相の名前どころか、3人以上挙げるのすら難しいぜ(ぇ? 歴代の首相で他伝が著される(+売れる)ことってあるのかしらん?? てか、JFKの弟のRFKの活躍も見逃せない^^2012/10/10

活字の旅遊人

1
2039年、待ってるよ。

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