内容説明
食うか、食われるか。勝つか、負けるか…仕手戦を仕掛ける側と、守る会社側との熾烈な攻防戦。地味な砂町鉄工所の株価が、ジリジリと異常な値上がりをしはじめた。が、時すでに遅く、５０％以上を買い集められた経営陣に対抗策はあるのか、そして副社長・折戸宏三が打った起死回生の奇策とは…。実際に起きた、兜町最大の買占め事件に材をとった経済サスペンス小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カープ坊や
7
ブックオフ購入本 １５年ぶりの再読！ これも当時は、１０回位再読した思い出の作品です。 加藤暠率いる誠備グループの宮地鉄工所 買占めがモデルで 本書により誠備グループの事を知った私は、加藤さんの生き様にあこがれたものでした。 加藤さん投獄され 誠備も解散後ですが 私の始めての証券会社との付き合いは、 かつて加藤さんのいた『黒川木徳証券』でした。2013/08/21
ハーブ
0
清水さん最高2017/09/01
