感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
10
手塚治虫の短編集。少年ジャンプ等に読みきりで発表されたもの。古びていない絵とシャープなストーリーの展開、魅力的な登場人物と言うことなしの素晴らしい内容。このような単発の仕事でも手を抜かない巨匠の仕事ぶりに脱帽。高い知能を持ったねずみと無邪気な少年の友情を描き、手塚流「アルジャーノンに花束を」と言える「ヤジとボク」がベスト。2012/02/16
みのにゃー
9
処分前の再読。表題作他『ブタのヘソのセレナーデ』『コラープス』『月と狼たち』『ヤジとボク』『シャミー1000』を収録。この名作集の解説は豪華。この巻は中島梓(栗本薫)氏。『シャミー・・』だけ高1コース、あとは全てジャンプに掲載された。つまり少年向け。自然破壊、戦争、SF等、とてもバラエティに富んでいる。2019/10/11
ひろみ
3
2015年冬のD坂文庫にて。人間をこんなに生物学的に弱いものに進化させてしまった神に責任を押し付けたい気持ちにすらなる。体ひとつで戦える力があれば。過剰な防御は科学の暴走を呼び込む。コントロールなど出来やしないのに。自分のことも制御出来ないで。2016/02/16
不見木 叫
2
「白縫」・「ブタのヘソのセレナーデ」「コラープス」・「月と狼」・「ヤジとボク」・「シャミー」を所収。切なく読後に呆然となる話が多い
llll'
1
.2024/06/26




