内容説明
入院患者の容体が急変。ただちに看護婦たちは、救急処置にとりかかる。血圧を測り、声をかけ、励ましながら沈着に観察し、記録するA子。心電図や吸入器など、必要な機器をそろえるB子。数少ない看護スタッフそれぞれが慌ただしく対応する。よりよい看護を願って、看護婦さんの努力は続く。看護婦問題の解決に、いま何が必要かを問う、現場からの報告。
目次
木もれ日の病棟から(生命の尊さということ;女神たちの幻想;確かなものとて;さまざまな昨日の後ろ姿;メルヘンの森 ほか)
卯の花の匂う垣根に(入れ歯を作りにいこうね;看護婦を辞めようかしら?;素敵な患者さんのこと;ある朝の電話;病棟のパニック顛末記 ほか)
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