内容説明
時代の仕掛人、若者文化のリーダー、そして美空ひばりの名曲「川の流れのように」の作詞家である著者が、現代若者の森羅万象を、あなたに伝えます。「したっけ」文化、DINKS、呼び出し電話症候群、ウーロン茶現象等々、時代にとり残されないための貴重なメッセージ。
目次
“おじさん”って何だ!
“英雄”とスプーン曲げ
「ノルウェイの森」現象
ひばりさんはすごい!
スチュワーデス症候群
大統領選挙という名のショー
“頑張れ、アメリカ!”
テレビなんか怖くない
最大公約数の時代〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのさー
5
古本屋で購入した本2025/01/03
CEJZ_
1
1P17行。1990年に出た単行本を改題し、1994年に刊行された文庫。エッセイ集、サンデー毎日に連載されていたもの。一話3ページくらいで短い。30代の秋元康。昔、たくさん本を出していたよなあ。希代の作詞家ながら、庶民的な感じもする。今は60代だが、さらに確固たる地位、富と名声を築いている。昔のハナシを読みたくて、30年前の時代感にひたった。解説は古舘伊知郎で、フルタチ節全開の解説?となっている。2020/07/05
Yossarian
0
手に負えないくらい酷い。あらゆる面で下手糞以下なのだが、何より書き手の立場や視点が一貫できていないのが酷すぎる。作文作法を学びなおした方がよい。
真
0
正直、古いなぁというのが第一の感想でした。読んでいて私が知っている社会ではないと強く思いました。発行年を見てみると、1994年。私が3才のころに書かれた本かと思うと、この違和感も妥当なような気がします。しかし、秋元さんが作中に使われた「淋しい時代」という言葉は現在にも通じるものがあるような気がします。この本で取り上げられている、社会現象は確かに古いのかもしれませんが、根本に流れている、社会風潮はあまり変わっていないのではないかなぁと感じました。2013/07/04