内容説明
世界の戦略・戦術を一変させ、フランスに栄光をもたらした軍事的天才ナポレオン。1769年に生まれ、1821年に没するまで、その生涯は戦いにつぐ戦いで、波乱に満ちたものであった。アメリカの陸軍特殊部隊〈グリン・ベレー〉等に所属し、豊富な戦闘体験を持つ著者が、30年来のテーマであるナポレオンをいま新たな考察で描く。
目次
1 貧しかった時代
2 権力はついそこにある
3 執政と軍務のあいだに
4 絶頂期のナポレオン
5 運命のかげり
6 百日天下とそれから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
23
○ナポレオンについては子供用伝記以来であったので、ひとつひとつの話が新鮮で面白かったです。戦いについてもイメージしやすく、流石元軍人だなと感じました。ワーテルロー以降のナポレオンを支えた将軍たちの末路は悲しいものがありました。2022/08/11
ぐだぐだ
0
タイトル通り、ナポレオンの戦いを解説したもの。その立場に求められる勇気。独裁による組織の強さ、硬直性。時代を超えても学べる点は多そう。この傑物をもっと知りたくなった。2017/09/26
ぼの
0
英雄視されているけど、実際はどうだろう。
タカバル
0
ナポレオンの生涯を知ることができる。これほど多くの戦闘を指揮し、勝利を重ねた軍人は類を見ない。2025/03/23
鴨の入れ首
0
ナポレオン・ボナパルトの伝記です。ナポレオン1世の軍事的側面に特にスポットライトを当てて、若き日のトゥーロン攻囲戦から最後のワーテルロー会戦までのナポレオン戦争に付いて分かりやすく解説されていました。文章が平易で、スラスラ読めました。癖のある作家さんですが、ナポレオン戦争に関しては世界史素人でも読める入門書として楽しめると思います。2024/03/06
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