内容説明
思いがけないことから始まった保母生活。無認可保育園作りから出発し、一人一人の出会いを大切に過ごした十八年間の軌跡。よりよい保育を目指して奮闘する「いちえさん」の爽やかで熱い生き方。すてきな子供時代のための、子育て心構え。
目次
そうして保母に
千代先生
私たちの巣づくり
朝一番の花束
男の子は異星人
それぞれの成長
大きな二年間
春を探しに
新しい保育園
大人の姿勢
歌うように語りたい
二つのプレゼント
大人の役割
時計のない保育園
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ss
6
子どもを(ある意味)敬う気持ちに、刺激を受けた。2015/02/04
カルミア
2
十年以上いやもっと前に読んだときは心に響かなかった。専業主婦で子供は自分が見ていたし。保育所や保育士不足が大きな問題になっている今こそこういう本が読まれるべきなのではないかしら。少し前に新聞で「親が望む保育所作り」をしている人の事を読んでなんか違うなと思った。いちえさんの言うように一人一人の子どものための保育所であってほしい。ちょっとキツい、厳しすぎると思う面があったり私はそう思わないなという部分もあったけど、幼い人を「一人の人として尊重する」ことはとても大切と私も思います。2017/01/24
あられ
1
再読 子育て真っ最中のころ、この本を読んだ。こうありたいと思ったがなかなかそうはいかなくて、今読み返して、私の心の育ちがたりなかったんだなあと感じている。2019/02/26
すずめ
0
関わる大人が子どもの育ちに大きく影響するんですねえ、という実例を本からとるために、保育士を目指す子どもと読みました。わたしの方が熱くなっちゃった。 特に、新しい保育を目指して同僚とどうやってやってくか、ってとこ。 わたしは周りがみえないから、もう少し考えて発言します、と子どもに言ったら、「もうむり」だって。あーあ。2015/09/05
shiaruvy
0
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