内容説明
秀吉の天下統一から間のない文禄三年。かつて武田信玄に仕えた忍び、信濃衆は、家康の陰謀に巻き込まれ、徳川家お抱えの服部半蔵らにより壊滅的な打撃を受ける。生き残った信濃衆の一人、戸隠の里の才蔵は、真田幸村に召し抱えられ、家康の策謀で失脚しようてしている関白秀次を助けるため京へ向かう…。暗躍する忍び対忍びの凄絶な戦いを描く、決定版・真田十勇士第一弾。
著者等紹介
宮里洸[ミヤザトコウ]
1971年、東京都町田市生まれ。中央大学法学部卒。会社勤務の傍ら、別名義で文庫解説などを手掛ける。峰隆一郎氏の遺作『甲州金 新・人斬り弥介』を書き継ぎ、作家デビュー。本格的な創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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