内容説明
絶海の孤島・波浪島に卍丸と書かれた船板と顔のない斬殺体が漂着した。その直後、刺客・誓弦四郎に天海僧正が遺した予言書を狙う組織“卍”を斬れとの密命が下る。だが徳川治世下のあらゆる事象を記した予言書を狙うのは卍だけではなかった。隠密、妖艶な女忍、謎の托鉢僧集団―。立ちはだかる敵を斬り伏せ、核心に迫る弦四郎。やがて明らかとなる驚愕の事実とは!?書き下ろし伝奇時代小説。
著者等紹介
早坂倫太郎[ハヤサカリンタロウ]
1935年、東京生まれ。青山学院大中退。広告会社勤務を経てフリーランサーになる。スケールの大きいエンターテインメント時代小説に専念中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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