内容説明
著者ほど旅の風景になじむ男はいない。八幡平の湯治宿で、四万十川の川縁で、博多の屋台で、沖縄のジャズ・バーで、中野区の魚屋で。旅の名人によって、エスプリにあふれ、旅情豊かな物語が紡がれる。北は北海道から南は九州沖縄まで全国46道府県を津々浦々旅し、さらに東京都23区をくまなく、興味津々歩き回った、傑作旅エッセイ69編。
目次
日本詣で 全国篇(北海道―クッチャンの龍と虎;青森県―青森の猿はこわい;岩手県―銀河を行く夜汽車;宮城県―七夕 ほか)
日本詣で 東京二十三区篇(千代田区―花咲く四番町;中央区―日本橋白木名水;港区―六本木暮らし;新宿区―裏町バーのいい話 ほか)
著者等紹介
嵐山光三郎[アラシヤマコウザブロウ]
1942年東京生まれ。旅を住みかとする作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ・ラメーテ
39
日本全国津々浦々&東京23区の紀行エッセイ。紀行といいつつ、思い出話に終始しているものもあり。それでも、読んでいると昭和の懐かしい町の風景が浮かんで、郷愁にひたってしまう。ひたひた。石田千さん(葛飾千絵)が一編に登場してなんだか妙にうれしかった。2016/09/17
小太郎
15
嵐山さんはいつも味のある文章を書く人だと思ってました。この本は47都道府県と東京23区を巡る旅エッセイ。短いけれどペーソスと空気感が良いです。そう言えばこの頃旅してないな~2019/03/11
hitsuji023
7
同じようだが違う日本各地の風情。著者の思い出がいい具合にいいエッセイになっている。若い頃の話で女の話とケンカの話が結構出てくる。旅好きでもあるがやんちゃな人でもある。2016/02/13
なにょう
7
★47都道府県にと東京23区にまつわるあれこれ。著者が実際に行ったところもあれば、その県にゆかりのある著者の知人のあれこれ。東京の部分は著者の半生の記といったところ。★面白い人だな。霊感あるみたいだし。おいしいものに目がない。奈良は鹿せんべいよりほか旨いものはない?★青森、道後温泉で日本文学を感じる、博多の屋台、東京の各所、あまり行ったことのない北陸、行ってみたいな。2015/08/30
Hiroki Nishizumi
6
とりとめのないエッセイだが、ところどころ惹かれる文がある。秋田の秘湯の親父と竹生島の体験談、徳島にまつわる過去談はいいな。鹿児島ののぼる屋に行こうとググったら去年閉店とのこと・・・・2015/10/06




