集英社文庫
スクリーミング・ブルー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 430p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087478648
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

沖縄のリゾート地、珊瑚礁の青い海で、内臓を抜かれ、代わりに赤いハイビスカスの花びらを詰められた少女の死体が見つかった。惨劇は止まらない。警察庁は連続猟奇殺人事件として、広域捜査官・久義英一と女性心理捜査官・夏目淳子を急遽派遣した。米軍基地、土俗的信仰―奇怪な事件の裏には、沖縄独特の社会と風土に纏わる、驚くべきメッセージが隠されていた。

著者等紹介

藤木稟[フジキリン]
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリー、伝奇、ホラー、SF、児童書など幅広いジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

19
沖縄のリゾートで、小舟と共に珊瑚礁に沈められた、血液と内臓を抜かれた女性の死体が連続して発見される猟奇殺人事件が発生。捜査官・久義と心理 捜査官・夏目をが警視庁より派遣され沖縄に向かう。戦後の沖縄、現在の基地問題、土着信仰などを絡めながら、藤木稟さんらしいただのミステリーでは終わらない作品に仕上がっていました。2015/04/13

きよみオレンジ

2
転換性障害と解離性障害という病気がある事。勉強になった。犯人がこういう病気だと事件解決は難しいだろう。犯人がアメリカの化学兵器の被害者でも、この殺人は惨いと思う。ギジムナーが出てくるとは思わなかった。何となくうれしい。最後がよくわからなかった。朝香が変えた別の奥伊部島なんだろうか?2017/11/29

みっくん

1
新井素子さんの解説が、そのものズバリでした。 うーん、映像としては綺麗ですが、これを実際に映像化したらR22くらい? ミステリーとは呼びにくいけれど、伝奇物にしてはリアル過ぎ、ファンタジーと呼ぶには救いがなく、社会派と呼ぶには不条理。 こういった話もあると丸呑みするしかないんだろうな。 沖縄の基地問題がなくなって、こんな話が過去のものになるといいんですが。2017/09/28

雨宮

0
この本のジャンルはどこに分類されるのかわからない。本格的なミステリーではない気もするが、かと言って伝奇物にしては人間が出過ぎている。2013/09/04

chappysh

0
ぼちぼち読んでたけどあんまり面白くなかったなぁ。2011/03/01

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