内容説明
濃密なアマゾンジャングルを流れる“闇の河”。上流部にあるインディオの聖地を目指して、特殊武装船が遡上する。峰翔太郎は、悲哀のエロスを放つブロンドの美少女に誘われ船に乗る。目的はインディオを統率し土地開発を阻む白人男の殺害。報酬はブラジルにおける自身の未来だった。だが船が奥地へと進むにつれ、密林の闇に潜む狂気が姿を現す。翔太郎が凄絶な血闘の果てに見たものとは…。
著者等紹介
三枝洋[サエグサヒロシ]
1956年横浜生。大学卒業後、ブラジルに移住。その後ニューヨークへ移り、フォト・ジャーナリストの仕事を始める。95年『コラソン・ハイウェイ』で作家デビュー
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