内容説明
十代の頃から「ぶ男コンプレックス」に悩まされ、大学時代には「田舎者コンプレックス」が追加。一念発起し、レーシングドライバーとして頂点を目指すも挫折。その後立ち上げた会社は倒産、三十歳で無一文に。「それでも毎日が楽しかった。コンプレックスや失敗があったからこそ、いまの自分になれたんだ」。人気モータージャーナリストがつづる波瀾万丈の半生と、ポジティブ人生論。
目次
コンプレックスだらけの「杉江」とコンプレックスレスの「徳大寺」
好きなことは記録せずに記憶する
モテるために一番大切なこと
コンプレックス×コンプレックス
自分はぶ男なんだと気づいた瞬間
自分に好意を持ってくれる女の子は真剣に愛する
シラノ・ド・ベルジュラック役の僕の初恋
コンプレックスのない人間は色気がない
青春渦中の失敗談
男に不可欠なのはユーモア精神〔ほか〕
著者等紹介
徳大寺有恒[トクダイジアリツネ]
1939年東京生まれ。成城大学経済学部卒。レーシングドライバーとして活躍後、自動車評論家に転身。76年「間違いだらけのクルマ選び」がベストセラーとなる。消費者サイドに立った自動車評論の第一人者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ビイーン
21
懐かしいね。10代の頃「間違いだらけのクルマ選び」や「NAVI」を読んで車に夢を馳せていた若かかりし頃を思い出す。ぶ男よりダンディに見える。徳大寺さんの影響を受けてフランス車に乗った。結構よく壊れたが、車を通じラテン文化を体感できた事ではこの方に感謝している。2018/06/18
Eiji
1
ご存知「間違いだらけのクルマ選び」で20年以上もベストセラーと続けている自動車評論家の第一人者。それが徳大寺有恒だ。その風貌から、ぶ男どころか威厳と風格を兼ね備えた渋いルックスだと勝手に思っていたが、そう言われて見れば確かにそうかも知れない。しかし、今の徳大寺氏は、本を読んで確信したが、断然にカッコイイ!ダンディーだ。 2004/12/30
社会の底辺
0
徳大寺さんの著書を初めて読みました。 大物ジャーナリストと言われているそうですが、交友関係・遊び・仕事など・・・人生経験の多さに圧倒されます。 そして、文章に感情が込めてあるのをとても感じます。 人生に悩んでいる方、ぜひ読んでみてください。 すごく情熱的に書いてあるので、あなたの心も動くはずです。勇気が出ますよ。 2020/12/16
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