内容説明
人生はなかなか手強い。配偶者を失った後深い喪失感が著者を襲う。しかし友人の誘いで合唱を始め、ドレスアップしてステージに立った時「歌うことの愉しさが奔流となってほとばしりでてきた」(本文より)。人生は未完成なもの。毎日がスタートライン。好奇心を全開に、孤独を活力に、家族や友人と愉しみを分かちあいいたわりあい、贅沢な加齢を愉しむための人生ヒント。
目次
1章 立場からの解放
2章 人生の元金を増やす
3章 ぞっこん好奇心
4章 おしゃれは特権
5章 足し算のある暮らし
6章 ネコという名の準家族
終章 孤独は活力
著者等紹介
吉武輝子[ヨシタケテルコ]
1931年兵庫県生。作家。評論家。慶応大学卒業後東映入社、61年、日本初の女性宣伝プロデューサーに。68年「婦人公論読者賞」受賞、以後執筆活動に
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