内容説明
蜀に刃向かう南の孟獲に対し、孔明は連戦連勝を続けた。孟獲は七度捕えられ、七度釈放されて平伏し、蜀への永遠の服従を誓った。南の平定に成功したものの胸を病んだ孔明は、余命いくばくもない。劉備逝き、関羽、張飛亡き今、乾坤一擲、魏討伐を決意する。孔明は皇帝劉禅に「出師の表」を献じるが、その内容は忠義心あふれるものだった。蜀の命運を賭けた戦いが始まる。
著者等紹介
柴田錬三郎[シバタレンザブロウ]
1917~1978。岡山県生まれ。本姓斎藤。慶大文学部卒。在学中『三田文学』に処女作「十円紙幣」を発表。戦後、編集者生活を経て、51年「イエスの裔」で直木賞受賞
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感想・レビュー
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海猫
14
柴錬三国志後半戦突入。ここからは前巻より5年以上経って書かれた続編なので微妙にトーンが変わっている。特に語り口がフランクになっているように思った。悪趣味な性描写が入るのはちょっと困るが多くの主要登場人物が退場したあとの物語をこれだけ盛り上げられるのはさすがの筆力といえよう。2014/06/16
Moonlight_Hope
6
■第3巻のラストで思いっきり端折られていた「出師の表」以降の話をリセット。 劉備亡きあとからを起点として、新たな3巻が始まる。これはその1巻目。 ■吉川三国志ではあまり印象に残ってない「孟獲を七度キャッチアンドリリース」が半分ぐらいの構成。 蜀の戦略は資源の確保にあるんだなあと、あらためて納得しながら読み進める。 だって孟獲は魏や呉との戦いには登場しないもん。 南方の資源確保に孔明が心を砕いた、それこそが天才軍師だよ。 ■馬謖。ああ馬謖。おまえが基本に忠実であれば。2023/08/05
garyou
2
さういへば狂四郎も胸を病んだりしてたけど、いつのまにかうやむやになつてたよなー、などと思ひ乍ら読む。孔明は、南蛮で妙薬をもらふだけましかな。出てくる人出てくる人みんな深刻(serious)で、読んでて息苦しくなつてくる。さういふ展開だから、といふこともあるけれど。陸遜活躍か、といふところで次の巻につづく。この引きがいい。2013/05/13
火野
2
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