内容説明
“南条家の星”サッちゃんが通う名門小学校の修行旅行先は、なんとドイツ!母の麗子はもちろん、その双子の妹・美知をはじめ南条家一同も、なぜかうちそろって同行することに―。今回は、旅先ドイツで起こった怪事件とともに、「なぜ美知は14歳で家出をして、ギャング団のボスになるに至ったのか?!」という“衝撃の過去”が明かされます。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生。桐朋高等学校卒。サラリーマン生活の中で執筆した「幽霊列車」で第一五回オール読物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大
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感想・レビュー
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sora
18
さっちゃんが小学生。なんと研修旅行先はローテンブルク。海外!!それにしても付き添いは母親でその母親の付き添いに母、夫、お手だいさんと妹と妹の子分!なんとまあ、あきれた付添人たちだけれど、これだけいれば個性もさまざまで、その個性が爆発し、どたばた話を展開します。その中でしっとりと中世の古城のムードを醸し出しているのは、子分の大岡甘いテノールで歌うセレナーデ。・・・でした。楽しめました。2013/10/28
もみち
3
【図書館】再読。やっぱりこの話は結構詰まっていて面白い。前回読んだ時に残っていたイメージがまた変わった。2011/05/18
もみち
3
美知は中学生のときからそんなに危ないことしてたのね。家に帰らなかったのはおいといて、家族は探さなかったの?南条家の力なら見つけられそうだけど…2010/07/21
ふわく
3
美知の家での原因が分かってすっきり2009/09/20
さやか
2
読み続けてるシリーズだけど、これで終わっちゃうのかなぁ?終わられちゃうと寂しいんだけどなぁ~2008/02/10
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