内容説明
媚、嫉、奸、妄…「女」が部首につく漢字はいろいろあるが、なぜかマイナスイメージばかり目につく。男が女に対して抱いている偏見のせいなのか。でも、実際の女たちは、男の期待を裏切って、しなやかで逞しく、潔く、そしてしぶとく生きている。社会で家庭で、身近に遭遇する出来事を通して、男と女の本質に迫る。
目次
第1章 女の辛抱、男の我慢(男は窮屈である;何とか言ったらどうなのよ;「肩書き」と「化粧」の役割り ほか)
第2章 男の自虐、女の攻撃(ハワイと軽井沢;女と知っての狼藉か;女の怒りの向かう方向 ほか)
第3章 女のウソ、男の言い訳(男言葉、女言葉;女だってウソをつく;配当金は知れているけど ほか)
著者等紹介
吉永みち子[ヨシナガミチコ]
1950年埼玉県生まれ。東京外国語大学卒。日刊紙の記者を経て、77年、騎手・吉永正人氏と結婚。85年「気がつけば騎手の女房」で第一六回大宅壮一ノンフィクション賞受賞
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