集英社文庫<br> 姥ざかり花の旅笠―小田宅子の「東路日記」

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集英社文庫
姥ざかり花の旅笠―小田宅子の「東路日記」

  • 田辺 聖子【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 集英社(2004/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087476545
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

江戸、天保の頃。筑前の商家のお内儀達がお伊勢詣りに出立する。一行は、仲良し五十代女四人と荷物持ち兼ボディガードの男三人。家業を子に譲ってから、和歌を学び、古典の教養溢れる女達の旅はエネルギッシュ。伊勢参宮から、信濃の善光寺、ここまでくれば日光詣りもと突き進み、江戸見物から東海道、京・大坂へ、海路陸路の五ヶ月八百里一。生気躍動する女旅の豊かな愉しさが甦る知的冒険お買い物紀行。第八回蓮如賞受賞作品。

著者等紹介

田辺聖子[タナベセイコ]
1928年3月27日大阪生。樟蔭女専国文科卒。56年「虹」で大阪市民文芸賞。64年「感傷旅行」で芥川賞、「花衣ぬぐやまつわる…」で女流文学賞、「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞する。「姥ざかり花の旅笠―小田宅子の『東路日記』」で第八回蓮如賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

120
江戸時代末期、北九州の裕福な商家の主婦・小田宅子(いえこ)さんが、同年代の主婦と伊勢、善光寺、日光などの名所旧跡を巡り、歌を詠みながら漫遊。あちこちで見せた、教養の深さや、好奇心旺盛なようすを記した「東路日記」がおもしろい。ちなみに宅子さんは、故・高倉健さんの五代前の先祖だ。著者・田辺聖子は、幕末の民衆パワー、特に女性たちの精一杯の支えが「明治維新という大風呂敷が裂けないように、日本の瀬戸際をからくも踏みこたえ、空前の大偉業を成らしめた」と指摘。恐るべし、時代を動かす「おばちゃんパワー」2018/02/07

優希

75
面白かったです。江戸時代末期の旅物語。同世代の女性たちでの旅はエネルギッシュで、お伊勢詣りに始まり、信濃、日光、江戸見物、東海道、京、大坂へとその道を広げていくのが強かだと思わされました。この力はどこから出てくるのかと考えてしまうほど、中身が濃く、豊かで愉しい旅をしているのが伝わってきました。小田宅子さんは存じませんでしたが、それでも好奇心に任せて旅をした女性の旅行記として楽しめる1冊です。2018/05/14

rokoroko

16
いつも挫折してしまう本。この宅子さんと年齢が近くなったためか読了。江戸時代末期のお金持ちの婦人の旅日記(高倉健さんの先祖)を田辺聖子さんが解説してる。「お伊勢参りに行きましょう」と50代の頃誘われて伊勢から善光寺日光鎌倉、京都と行ってしまう。その行動力やいかに。見習いたいまたその教養の深い事。江戸から東京に代わる時期の知的な底の厚さをしれた。凄い。ただ冗長で物語として面白いかというと、、、2023/07/13

donau

3
おせいさんあっぱれ、それにしても題材のすばらしさよ!2014/10/24

takao

2
ふむ2022/09/06

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