内容説明
「神戸ビーフ!」と箸でお皿を叩いて催促するトム・クルーズ。部屋にこもってギターを爪弾くブラッド・ピット。字幕翻訳の第一人者がそっと教えてくれるスターのとっておきエピソードと、イキイキ英会話のヒント集。話題の映画86本を、主演スターごとに収録した“映画で英語”の決定版。カラー口絵4ページ他スターのお宝写真を満載。
目次
prologue 仕事と旅行―私のいまのライフスタイル
1 スターが見せた意外な素顔
2 人気にとまどうアイドルたち
3 苦労が魅力を作るのです
4 美しくて強いアクトレス!
5 監督業でも活躍中
6 スターと浴衣でお付き合い
7 渋くてうまいイギリス俳優
8 アクの強さも個性のうち
9 思い出のグレート・ディレクター
著者等紹介
戸田奈津子[トダナツコ]
津田塾大英文科卒。映画字幕翻訳家。生命保険会社秘書を経て、フリーで通訳・翻訳の仕事につく。1972年『小さな約束』で映画字幕デビュー。現在も第一線で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつ子🐈⬛
10
ああ、楽しかった。少し前の作品ですが映画好きにはたまらない一冊です。字幕翻訳家の戸田センセが、ハリウッドスターとのエピソードを織り交ぜつつ、名画の見所や英語の言い回しについて語ります。大好きな作品ばかりで、幸せです。2020/07/03
さたん・さたーん・さーたん
5
映画雑誌のコーナーとして寄せた、洋画の台詞を通した英語のかんたん応用講座の書籍化。憧れの人たちに接する憧れの職業の華々しいエピソードの数々、巻頭の大スターたちと仲良しショット等に、ファンなら嫉妬の炎を滾らせるかも?基礎英語の応用実用ばかりなので損はない。2020/05/18
148cm
4
今は無き映画雑誌『ROADSHOW』掲載の映画字幕翻訳家・戸田奈津子氏のコラムをまとめた一冊。彼女が手がけた作品中のフレーズや、俳優陣のエピソードが楽しく語られている。 発行(03年)以来の再読でまず感じたのは、コラムの中の日本語に「ナウい」(死語)的な時代変化が色濃く見えたように、英語の表現にもその時々のスタンダード、流行りが大いに反映されているんだろうなぁということ。 この本のいいところ。①英語がカンタンに思えるところ②作品そのものの面白さや俳優陣の魅力を違った角度から知れるところ2017/01/10
でぃず
3
面白い!スターのインタビューの一面も魅力だし、英語も強くなった気がする(単純)2016/04/22
djebel
3
少し古い本なので、当時のハリウッドスターの様子が伺えて楽しいです。 やっぱり戸田さんはスゴイ人ですねぇ。「GOOD WILL HUNTING」とか紹介された古い映画の何本かをレンタルで借りて見たくなりました。2011/12/26