内容説明
九州人必読、温泉好き必読。なにかとストレスの多いこのごろ、日本全国の職場や学校やご家庭で「なーんか疲れるんだよなあ」と感じてる人も必読です。原田宗典がぐるりとめぐった九州各地、温泉三昧のおもしろ旅行。読めば温泉と同様の和み効果が得られます。文庫版オリジナル取材の温泉対談も収録。写真も満載、お役立ち情報も充実の温泉紀行エッセイの決定版。
目次
ADVENTURE―ああ大忙しの別府温泉巡り
BIG―霧島のでっかい温泉を訪ねて
COOKING―南阿蘇のおいしい湯治場
DISCOVER―よおし、福岡を発見してやるぞ
ELEGANT―西海橋にエレガントな温泉を求めて
FISHING―五島で温泉&釣り三昧の旅
GOLF―阿蘇で初ゴルフに挑戦だ
HERB―おじさん軍団の乙女チックなゆふいん巡り
JAPANESE―嬉野に究極の和を見つけたり
LEGEND―桜島・指宿の伝説を追え
MOTORCYCLE―波乱万丈のバイク・ツーリング
NICE―ナ~イスな旅と言えば長崎
OPEN―オープンでいいじゃないの宮崎
PICTURE―絵になる屋久島
SPECIAL―黒川温泉にてスペシャルな巻末対談
著者等紹介
原田宗典[ハラダムネノリ]
1959年3月25日東京都新宿区生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒。84年「おまえと暮らせない」で第八回すばる文学賞入選
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
26
面白い。 カメラマンの久山さん 亡くなっちゃったんですね。 原田マハは、宗典さんの 妹だったのね。2020/11/23
マッピー
13
九州全域の温泉を巡り、温泉好きは必読と言いながら、本文の中の温泉情報はそれほどでもない。 昭和軽薄体の劣化版のような原田宗典の文章は、時にイラっとするほど余談が多いのだけれど、今回はその、温泉の真ん中を突かない文章が良かった。 温泉だけではなく、その周辺の見所や遊びなどの紹介が面白い。 行ったことのない場所は行きたくなり、行ったことのある場所にふたたび行きたくなる。 九州、いいな。2020/10/24
ペルー
4
実際は1999年に読みました。昔の読書記録が出てきたので、追加。いつも通り、すごく面白かった。読みながら笑える(この頃私は彼の作品が大好きでした)
Humbaba
1
温泉に入るということは,非常に気楽になれるということである.名所と言われる場所には,それだけの理由がある.確かにマイナスとなる部分がないでもないかもしれない.しかし,その様にして悪い方ばかりみるのでなく,良い方に注目することが幸福に温泉に浸かる方法であろう.2012/12/22
天城春香
0
えびのは行ったことがある。記憶が全然ないけれど。2017/09/18