集英社文庫<br> 巨流アマゾンを遡れ

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集英社文庫
巨流アマゾンを遡れ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087475593
  • NDC分類 296.2
  • Cコード C0195

内容説明

河口幅320キロ、全長6770キロ、流域面積は南米の4割にも及ぶ巨流アマゾン。地元の船を乗り継ぎ、早大探検部の著者は河をひたすら遡る。行く手に立ちはだかるのは、南米一の荒技師、コカインの運び屋、呪術師、密林の老ガイド、日本人の行商人…。果たして、最長源流であるミスミ山にたどりつけるのか。波瀾万丈の「旅」を夢見るあなたに贈る爽快ノンフィクション。

目次

アマゾンへ
旅は市場で始まった
出航
奇妙な町の奇妙な住人
世界でいちばんすごい名前のホテル
過熱する都市
水と森と時間
日本人の行商人に会った話
南国の楽園にハマる
船もたまには沈みそうになる〔ほか〕

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京生。早稲田大学探検部所属、卒業後、タイ・チェンマイ大学講師を経てフリーライターに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読特

70
河口の町の市場で始まり、源流の山を拝んで終わる。船に揺られてハンモックも振られる。同期していない隣と激しくぶつかる。ワニ狩りは夜中にカヌーに乗って。モリで突き、ナイフで止めを刺す。ピラニアを釣ったその場所で泳ぐ。普通は人を襲わないという。大道芸人が飼っている大蛇。首を抑えて首に巻く。コカはコカインとは違うが、葉を噛んではダメ。喉に貼りつき悶絶する。…幅320km、長さ6770km。南米大陸を横断する巨流を東から西へ遡る。上流から下ってくる仲間と落ち合うはずの真ん中辺の町。そこには行商人姿の日本人が…。2024/05/31

クプクプ

70
ブラボー!高野秀行氏がアマゾン川を河口のブラジルのベレンから、ペルーのアンデス山脈まで遡って行く紀行文。マナウス、イキトス等の地名は何となく聞いたことがあるけれど、アマゾン川の港の名前だとは初めて知りました。市場の話やナマケモノやワニ、ピラルクーにピラニアと私のような生きもの好きにはたまらない内容。現地人との交流やコカインの危ない話や、コカインの意外に安全な使用法なども書かれていました。この先、何度も繰り返し読む、お気に入りの一冊になりそうです。高野秀行氏20代の作品で文章から語学堪能なオーラを感じました2024/03/08

ホークス

62
アマゾン紀行でも開高健の「オーパ」は楽しめず、こっちはすぐ入り込めた。これは個人差以上に世代的なテンションの違いだと思う。当時20代半ばの著者がハイリスクな国を大胆に踏破し楽しむ姿は爽快だ。ガイドブックの細かい指図に「余計なお世話」「人それぞれ、勝手にしやがれ」と毒づき、ブラジル人の複雑さを「誇りの高さは孤独の深さだ」と賞賛する。この若さにして既に高野節が確立している。ガイドのジョアキン、船頭のハイムンドのじいさん二人の写真が素晴らしい。顔は白人だが雰囲気が現地人そのもの。これは原始に戻りつつある人間だ。2015/11/05

ごへいもち

55
既読の地球の歩き方「アマゾンの船旅」の文庫化。あとがきと解説が楽しかった。地球の歩き方版がそんなにレア物とは知らなかった2015/08/29

saga

43
『地球の歩き方』から依頼された仕事が「高野が歩いた地球」となって企画ともどもお釈迦になった作品。確かに読者を旅に誘うような書き出しを訝しく思ったものだ。辺境を書かせたらぴか一の著者だと思うし、その理由は解説の浅尾氏が余すところなく書かれている。いつの間にか著者のファンとなり、2015年10、11月は著者の本を続けざまに読んできた。積読本もあと数冊ある。引き続き高野の旅を楽しもう。2015/11/24

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