内容説明
齢十八にして超絶の刀法を会得した小田丸弥介は、宝永二年、拓かれつつあった江戸・深川に出た。同じ頃、市中には残虐非道の凶賊・閻魔左衛門が跳梁していた。意思に反して事件の渦中に呑み込まれてゆく弥介だったが、その背後には息子を人斬りに仕立てようとする養父・弥兵衛の執念があった!若き日の人斬り弥介の修羅道を描く、書き下ろし剣豪小説。
著者等紹介
宮里洸[ミヤザトコウ]
1971年、東京都町田市生まれ。中央大学法学部卒。会社勤務の傍ら、別名義で文庫解説などを手掛ける。峰隆一郎氏の遺作『甲州金新・人斬り弥介』を書き継ぎ、作家デビュー。本格的な創作活動に入る
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