内容説明
ロサンゼルスの日系企業で働く探偵のサム永岡は、一人の若者を探すように命じられた。国境に近い町で見つけた彼は、天使のような笑顔を見せながらいきなり発砲してきた―。人としての境界を越えた者と、そんな息子の罪を贖おうとする父親。ふたりにかかわった永岡もまた、内なるボーダーラインを見つめる…。重層的なテーマが響く傑作長篇。
著者等紹介
真保裕一[シンポユウイチ]
1961年東京生。アニメーションディレクターを経て作家に。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で日本推理作家協会賞と山本周五郎賞を受賞
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