内容説明
日本には昔から「生きるための知恵」が数多く残っている。これに学び、実践すれば、困難を乗り切って前進できる―豊富な人生経験を持つ著者が伝授する、珠玉の知恵の数々。
目次
第１章 空は落ちてこない
第２章 一剣を磨く
第３章 若者よ、頑固であれ
第４章 悪評を恐れず
第５章 脇は甘く、懐は深く
第６章 政治とは生活である
第７章 人生は間だよ
著者等紹介
早坂茂三［ハヤサカシゲゾウ］
１９３０年函館生。早稲田大学卒。東京タイムズ社政治部記者時代に田中角栄氏と出会い、以後二三年間、敏腕秘書として勇名を馳せた。田中氏の病気療養を境にフリーとなり、現在政治評論家として活躍中
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感想・レビュー
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柔
21
田中角栄の人柄がわかる本だった。覚えておきたい実践したい言葉だらけ。「相手の目を見て、大きな声で話せ」「馬鹿にされても、いちいちカッカするな」当たり前だが、自信がないとできない。「親方が火の玉にはって、集団の先頭に立ち、突き進めば、部下たちはついてくる」がむしゃら精神、くったれ根性が最後はものを言う。才能なんて超えてやる。「勝利の要諦は全力投球。手抜きをすれば負ける。生き残りをかけた戦いでは、なりふり構わず頑張った方が勝つ」そしてなにより「よく食ってよく寝ろ」「脇は甘く、懐は深く」2019/03/16
暇人
0
田中角栄氏の側近の一人だった早坂茂三さん整理による角栄氏の言葉をまとめたもの。 簡潔にして本質を言い表したものばかりだ。尋常小学校すら、ろくに出ておらず成果で頂点にまで登りつめた人物だけに凄みがある。経験に裏づけられた言葉に圧倒される。日本改造計画そのものはうまくいかなかったが、功罪あるものの それなりに日本中のインフラが整備されたのは 角栄氏がいなければできなかったことだろう。単なる土建屋のオヤジではできないことだ。2017/02/02
Tomo I
0
面白いけど、この手の知恵物は飽きつつある 2004/04/25
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