内容説明
職業に生きることを決意し、苦学の末に得た看護婦の資格。だが、結婚のために辞めざるを得なかった苦悩。妻、嫁としての忍従の日々。やがて、復帰した命の現場で痛感した看護のプロとしてのあり方と愛情の重要性。人間をひたむきに愛してきたと綴る著者の命の尊さをみつめ続けた激動の70年の軌跡―。女性達に元気を贈る痛快エッセイ集。
目次
1 女のための女のエッセイ(女の生きがい;夏休みと宿題;女ごころ ほか)
2 看護婦の目(看護の魅力;心の健康;看護婦さんを看護したい ほか)
著者等紹介
江川晴[エガワハル]
1924年生まれ。本名長岡房枝。慶応大学医学部付属看護婦養成所卒。シナリオ研究所に学ぶ。80年『小児病棟』で第1回読売“女性ヒューマン・ドキュンタリー”大賞優秀賞受賞。『看護婦物語』他著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。