内容説明
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」―安全な男となんてめくるめく恋はできない。「先んずれば人を制す」―男が抱きたくなる女になろう!「勝って兜の緒を締めよ」―こんな女が捨てられる。etc.恋の修羅をへて遂に幸せな結婚を手にした著者が、故事ことわざ、世界の名言をひきつつ、具体的かつ実践的に説き明かす恋愛の実際。極意を得るか、悟りをひらくか、迷えるあなたを救う愛のバイブル。
目次
恋愛成就を司ることわざ編(虎穴に入らずんば虎子を得ず―安全な男となんて、「めくるめく恋」などできやしない!;アバタもエクボ―性愛に流されてみそ;先んずれば人を制す―男が抱きたくなる女になろう! ほか)
愛の最終回答 世界の名言編(愛は、私たちを幸福にするためにあるのではなく、私たちが悩みと忍耐において、どれほど強くあり得るかを、示すためにある(ヘッセ)
もっとも大きな幸福とは、愛した後で、その愛を告白することだ(ジイド)
愛は、食べ過ぎるということがない。欲情は食いしん坊で、食べ過ぎて死んでしまう(シェークスピア) ほか)
著者等紹介
横森理香[ヨコモリリカ]
1963年山梨県生まれ。多摩美術大学卒業後、ニューヨークに遊学。帰国後、ルポライターを経て作家デビュー。主な著書に『ぼぎちん』『ファナという名の猫』『壁の花』など。最新刊に短編集『凍った蜜の月』
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