内容説明
16歳で交換留学生として渡米。英語には少々自信があったのに、行きの飛行機の中でスチュワーデスに「あの娘は英語がしゃべれない」と言われ大ショック!温かく迎えられたホームステイ先の大家族ベイリー家では、文化の違いに驚きの連続。多様な生徒が通うハイスクールでの日々…。ニュースキャスターとして活躍する著者の原点となった、笑いあり、涙あり、事件ありの青春アメリカ留学体験記。
目次
ベイリー家、その家族のかたち
あの娘は英語がしゃべれない!
私が私として存在するために
アメリカかぶれでなにが悪い!
シンディになりたい
頼りはアンディ先生
スキニィ・ディッピングのこと
留学生アンドー“御用”となった日
ベトナム戦争のかけら
いつまでもオトコとオンナ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
33
教訓は、"Knock the door."ってことですね。2015/01/22
ばちゃ
13
再読。キャスターの安藤優子さんの16歳から17歳までのアメリカ留学のホームステイ体験記。私も中学生、高校生時代と留学に漠然と憧れていたときがあったのについぞ、その勇気がもてなかった。そして歳をとってしまったけど、一緒に追体験したような気分になりました。過去を振り返っても変えられるわけではないから、これからどうしたいか。短くてもいい、アメリカのど田舎でホームスティしてみたくなってしまった。何事も「ノック・ザ・ドア」を忘れてはいけない!若い安藤優子さんも、好奇心旺盛でその環境に飛び込む姿がかっこよかった!2013/04/24
KAHYA
2
ニュースキャスター安藤優子が、高校生のときに交換留学生として米国ミシガン州デトロイト郊外のハートランドというところで過ごした1年をつづったエッセイ。 わたしは、この本を読んで安藤優子のイメージががらりと変わってしまった。もちろんいい方向へ。だれも高校生時代は純粋で生きていたのだろうが、そのころ留学という特異な経験は、たとえ1年間でも重いものがあるな。 2018/07/23
山子
2
ニュースキャスター安藤優子さんの十六才から十七才にかけてのアメリカでのホームステイ生活を綴ったエッセイ。行きの飛行機であの娘は英語がしゃべれない!とCAに言われ様々なハプニングに見舞われながらも大家族ベイリー一家に飛び込んでいく。ベイリー一家素敵!ニコもジョイスも素敵な両親。笑ったり怒られたり泣いたり喜んだり!言語の壁なんてものは存在しない。安藤さんに勇気付けらた!いやーアメリカ行きたい。留学したいな。あとがきも素敵でした。ノックザドア!2012/04/26
1900
1
きっとホームステイの経験がある人は皆同じことを思うだろうしだいたい同じ経験をしてるだろうから、これ読んだら思い出して泣ける。私は読んでる間じゅう涙止まらなかった。2016/05/28
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