内容説明
作家の杉江恭治は、台湾で孫文について記された文書を偶然手にする。そこには近代中国の黎明を信じ、新三民主義を提唱して国父とまで慕われた孫文の、驚愕すべき生涯が記されていた。「中国革命の盟主」たらんと望む孫文。袁世凱との死闘の背後にあったものは？英雄孫文が交わした知られざる「密約」とは。
感想・レビュー
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BIN
3
孫文VS袁世凱を描いた作品。ある作家が台湾で孫文の側近が著した1冊の本を入手し、そこから孫文の裏の顔を知るという流れで語られる。表では史上に残るような外交戦等が描かれ、裏では伴野さんが好きな互いの刺客同士の闘いが描かれている。孫文のことをそんなに知らない状態で読んだので、孫文について知ってから読んだ方がまだ楽しめたかも。中国の近現代を描いた作品とはいろいろ関連があるみたいだけど、それらはもうちょっと勉強してから読もう。。。2017/07/13
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- 洋書
- Esther
