内容説明
ラグビーは子供を大人にし、大人を子供にする。ルールのある喧嘩を通して、極限まで挑み、戦える人間(大人)になり、(子供のように)心から楽しむことができるようになったのは何故か―大阪の菫中学2年の時ラグビーと出会い、以後、大阪工大高、明治大学、神戸製鋼へと青春をラグビーひと筋に疾駆、その頂点を極めた著者の、痛快な自伝的哲学書。
目次
第1章 「ルールのある喧嘩」の醍醐味―戦う快感を求めて
第2章 限界まで行くと、人間がわかる―「戦える人間」と「戦えない人間」の分岐点
第3章 負けるから成長する―「個人の努力目標」と「集団の努力目標」の違いとは
第4章 戦闘集団の人間学―明大ラグビー部・八幡山合宿所で学んだこと
第5章 勝つために何をすべきか―神戸製鋼七連覇の秘密
第6章 日本のスポーツ界に何が欠けているか―スポーツは、まず楽しむためにある