内容説明
町沢静夫は岸田秀と初対面だった。幼少からのうつ病体験を反すうするかのように淡々と語る岸田に、自分の病理を防衛しようという姿は感じられず、町沢は尊敬の念を抱いた。精神科医町沢がうつ病に陥った岸田を分析した結果は、強迫神経症的性格と、ダブル・バインド(二重拘束)の母子関係…。そこには、増えつつある強迫神経症と家族崩壊に悩む現代人のこころを探る鍵がひそむ。
目次
第1章 うつ病をめぐって(ボク(岸田)のうつ病体験を話してみると
うつ病と十二指腸潰瘍の関係は? ほか)
第2章 強迫神経症をめぐって(岸田秀にみる強迫神経症の決着;いまだに母親の行為が自分を縛るものだったと気がつくことがある ほか)
第3章 性格をめぐって(岸田秀が自らの性格を分析すると;支配的な女性とだらしなく面倒をかける男性の組み合わせ ほか)
第4章 人格の病理をめぐって(こころの病を分類すると;人格の障害を分類すると ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tsumugi.G
2
課題として読んだ本。自分が何考えてるか自分で把握できないから何か理解を助けるヒントになればと思って選んだけど著者の経験ばかりであまり役には立たなかった。理由や背景は違えど親を憎む人が私だけでないことを知れて救われた。注でざっくりとフロイトやユングの説明があったり、岸田氏の過去の著書で書いていたことの引用がかなり多くて、心理学を勉強中でまだ詳しくない人や岸田氏の著書を読んだことがない私のようなものにも解りやすかった。にしても、自己分析で自らうつを治してしまうとはすごい人だな。2015/05/26
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