内容説明
原因不明の病気の治療のために手術をくり返す生命科学者の著者が、ガンの治療で来院した隣人女性と出会う。こうして病気への不安やそれと対抗するための正しい知識、心を支える家族の愛など、心の内をしたためた手紙の交換が始まる。60兆個の細胞すべてにあり、36億年うけ継がれてきた遺伝子。芸術に感動する脳と心。多くのテーマで「生と死」の本質にせまる。著者の著作活動の原点。
目次
昭和五十八年(宇宙;時間;生命 ほか)
昭和五十九年(耐える力;希望;この一瞬を ほか)
昭和六十年(「苦悩は業績である」;美瑳子さんからの手紙―今を懸命に、真剣に生きる;『あなたはだんだんきれいになる』 ほか)
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