内容説明
あの迷コンビが帰ってきた!お気楽独身生活を満喫するタニムラさんと、主婦兼料理家である和緒先生が、今度はお買物に東奔西走。毎日の生活の中で、または旅先で、はたまた通販のカタログから、選び抜いたお得な逸品が、ずらり46点。日常使いのグラスや京都の老舗の七味、おいしいクルミパン、靴もあれば服もありと、真剣かつ抱腹絶倒のショッピング・バトルを展開。ああ、欲望のタネはつきまじ。
目次
どこにでもある、デュラレックスのグラスのお話から
ママの代から手土産はトップのオムレツケーキ
パンストを捨てて、DIM UPで街へ出よう
ハンドバッグに、桐の小箱、懐中硯を忍ばせて
京都、栂尾のお寺で買う、鳥獣戯画の日本手拭
スタイ、生まれたての赤ちゃんにプレゼントする物
収穫できたときに届く、純粋な花のはちみつ
小さなボトルに入った、シャネルのリクィッド
ドイツに渡った染め付けの妙、フッチェンロイター
ブラウス専門店、ナラカミーチェが主張する白〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
A10
1
生きてゆく中で切っても切り離せず、どーしてもやめられないもの。それはお買物−−安っぽいものは欲しくない!でも高すぎるのも考えもの。綺麗なものが欲しい!でも自分の身の丈には合ってない?お買物についての悩みは尽きることがありませんが、著者である谷村さんと飛田さんのように、自分の生活を彩るものを素敵に選んでいきたいものですね。写真も綺麗なので、パラパラと眺めるのも目の保養。いままで興味のなかったものにも、アンテナがたちます。2009/09/22
ゆみりん
0
谷村さんの紹介する逸品の文章と写真に、飛田さんが時に厳しく、時に厳しい(笑)愛あるツッコミともいえる追記を入れている。 それにしても、お二人ともいい物使われてますな~。2017/12/02
hiyoco
0
旅行先の自由時間に読みました。情報は古いですが、ロイヤルコペンハーゲンのキャンドル等使ってみたいものが結構ありました。著者の二人の掛け合いがいいですね!!2014/08/25
ヒコ。
0
おっさんにとって、いわゆる「女子」とはこういうことを想い暮らしているのかという発見に満ちた本。「女子」の対義語は「おっさん」だと思うのだが、思うに、おっさんはスペック(カーボンのゴルフクラブ、DOHC280馬力、スチュワーデス等)を好むのに対して、「女子」は特別な一品(ホテルで金曜日にしか売っていないパン、パリの街角のブティックの手作りのアクセサリー、白馬の王子様等)を好むのではないか。おっさんが「女子」心を理解するのに必読の書2013/12/20
tibiyuri
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少しの空き時間にちょこまかと読める本。ラ・カージュの鞄など、今では手に入らないものがむしょうーに欲しくなった。谷村氏と飛田氏の少しの趣味の違いが、また良い。2012/06/08