出版社内容情報
霊感バスガイド町田藍、心霊現象の謎を解く!
弱小〈すずめ〉バスの名物は、バスガイド・町田藍の幽霊と話せる能力を売りにした〈怪異名所巡り〉ツアー。今回も一行は行く先々で怪奇現象に遭遇し……。大人気シリーズ第5弾!(解説/小梛治宣)
内容説明
弱小“すずめバス”のバスガイド・町田藍は、霊感が強く幽霊と話せるという特技がある。これを売りにした“幽霊ツアー”は、常連の女子高生・真由美をはじめ、変わり者のお客たちに大人気。夜な夜な赤子を抱いた女教師の霊が出るという高校の池を訪れた一行。そこで真由美が奇妙な霧に包まれ妊娠してしまい!?(「生まれなかった子の子守歌」)など六篇を収録した、大人気シリーズ第五弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
97
スズメバスの案内役は霊感少女。 いくさきざきで、事件が起きる。 起きた事件も人間味をもって解決に至るところが安心して読める。 以下の短編6作品を所蔵。 秘密への跳躍 愛と死の雨に濡れて 日陰屋敷の宴 人形を呪わば 暗闇本線の駅に立つ 生れなかった子の子守唄2012/09/09
さといも
22
サクサクと読める。気負う事なく読めて、外れなしな作者さんって赤川さんしかいないよね。今回も怪異が盛りだくさんなんだけど、いきなり勝手に足を縛られてバンジージャンプとか藍ちゃんが可哀想。それと、自分の友達と不倫されてて恨まれて、それを笑顔で終わらせちゃうとかは…ないでしょ。2019/05/06
rokoroko
15
赤川次郎の霊感バスガイドシリーズ。今回はちょっと陰惨。でも軽くて読みやすい。2025/04/22
十六夜(いざよい)
15
霊感バスガイドシリーズ5作目。ホラーが駄目な私でも躊躇なく読める数少ないシリーズ。人形の話はちょっと不気味だったけど、全体を通して軽めのノリなので、サクサク読めました。しかし勝手に足に紐くくりつけてバンジージャンプ落とすのは殺人未遂だよな〜。2014/06/16
鍵ちゃん
13
弱小(すずめバス)のバスガイド、町田藍は、霊感が強く幽霊と話せるという特技がある。これを売りにした幽霊ツアーは常連の女子高生・真由美をはじめ変わり者のお客たちに大人気。夜な夜な赤子を抱いた女教師の霊が出るという高校の池を訪れた一行。そこで真由美が奇妙な霧に包まれ妊娠してしまい!?訳わからない。2020/10/16