集英社文庫<br> 雲の果て―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈5〉

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集英社文庫
雲の果て―おいしいコーヒーのいれ方 Second Season〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 200p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087468410
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

自分を責め続ける勝利が新天地で得るものとは。
心を閉ざしてしまった勝利は、単身オーストラリアへ。アボリジニの研究者・秀人さんをがむしゃらに手伝うが、過労で倒れてしまう。そんな勝利のもとに、かれんの弟・丈からの手紙が届く。

内容説明

すべての現実から顔をそむけ、自分を責め続けて膝を抱えているのは、ある意味いちばん楽なことだ。でも、人は、生きている限り永遠に立ち止まっているわけにはいかない―。勝利が逃げるようにオーストラリアに来て、半年がたった。秀人の仕事の手伝いにも生活にも慣れてきたが、かれんから送られてくる手紙を読むことは、まだできないでいた。そんな勝利のもとに、かれんの弟、丈からの手紙が届く。

著者等紹介

村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優愛

82
村山さんあまりにもぶっ飛び過ぎでは…!いきなり舞台がオーストラリアになっていてびっくりです。あとがきを最初に読んでいたら戸惑いも少しは軽減されるのかも。事故の後の件には触れられておらず、勝利はどうやら逃げてきた様子。でもそれは正直言って一番ずるい方法だと思う。忘れようなんて考えるのは以ての外。そんな勝利のもとに届く丈からの手紙の温かさは沁みますね。毎度のことながら肝心な所で良い所をちゃっかり全部持っていく(笑)そんな丈が大好きです。かれんの隣で笑える日を、親しかった皆のもとへ帰れる日を勝利と共に願います。2014/12/17

☆ゆう☆

70
夏と言えば、おいコーシリーズ。またこの季節がやってきた♪しかし最初からあれ?と違和感。ここはどこ?勝利は分かるけど他はどなた?恐る恐るの読み始め。今作は恋愛要素は控えめ。“逃げてきた”と言う勝利。いま彼は必死に耐え、闇の中をもがいている。その姿がとても苦しい。しかしそんな彼に救いの手を差し伸べ、見守ってくれる新しい仲間たちの優しさが身に染みる。また丈からの手紙には胸が熱くなった。表題の『雲の果て』が指す意味とは。雲の果てには何があるのか、ちゃんと光が射すときはくるだろうか。続きが気になる。2012/07/03

扉のこちら側

67
初読。舞台が急にかわって違う小説かと。新キャラはどんな役目で登場か。2012/08/25

takaC

60
jBooksで既読なので知ってて読んだのだけど、生カレンの出てこない「おいコー」は片手落ちと言われても仕方がないよなぁ。2012/06/27

だまだまこ

52
おいコー再読、15冊目。ここから舞台はオーストラリア、ウルルへ。背負いきれない罪を抱えて、逃げ出すように秀人さんの研究所で働くことになった勝利。新しい言葉や文化に揉まれながら、もがきながら頑張っている。罪悪感でいっぱいで、自らを罰してずっと苦しんで、幸せになることも笑うことも許されないような気がして…そんな罪滅ぼしが正しいとは思わないけど、そんな形でしか今をやり過ごせない勝利が痛々しくて辛い。あとがきに、思い浮かんだと書かれていたラストシーン、どんな場面なのか色々想像は膨らむばかり。2020/06/07

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