集英社文庫<br> 左岸〈上〉

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集英社文庫
左岸〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 520p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087467956
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

対岸を歩み続ける二人の壮大な愛の物語。
人生が一本の河だとしたら、あたしたちはどこに流れ着くのだろう――。早熟で気難しい兄の惣一郎。そして幼馴染みの九に護られていた少女時代。だが、それはある日突然、終わりを告げた…。

内容説明

仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像もつかないかなしみだった―。辻仁成と組んで放つ、愛を求めて流れゆく男女の物語。

著者等紹介

江國香織[エクニカオリ]
1964年東京都生まれ。小説、童話、詩、エッセイ、翻訳など、幅広い分野で活躍している。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、07年『がらくた』で第14回島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

141
既読だと思ってたんだけど、既読はもう一つの方の辻さんとの共作『冷静と情熱のあいだ』だったみたい。茉莉の恋愛体質と男運の無さは、彼女自身の自己評価の低さと依存体質からくるものなのか。その行き当たりばったりさが、同じ女性として魅力を感じませんでした。あと、人が簡単に死にすぎ。読友さんが下巻はいい、とおっしゃっていたので、このまま一気に。2015/06/07

優希

87
あぁこれは愛の物語だと思わずにはいられません。守られていた少女時代を過ごした茉莉の成長は男との出会いと別れの匂いがたちこめています。恋に落ちたり駆け落ちしたりとドラマチックではありますが、そこに憧れを感じるかと言われればそうではなくて。それでも茉莉の恋愛に惹かれるところがあるのは、ちゃんとした想いがあるからだと思います。娘であり母である茉莉。兄と母への想い、影を潜める九への愛。それら全てがパリへ流れ行くのですね。ひとりの女性の大河ロマン、下巻へ続きます。2015/12/05

オリーブ子

71
久しぶりの江國さん長編小説。やっぱり文庫本でたっぷり1冊以上になる小説はすごくいい。読み応えがあるし、存分に世界に浸れるし、続きが読みたくてたまらなくなる。 私の苦手な辻仁成大先生と同じストーリーを視点を変えて描く、「冷静と情熱の…」方式、集英社版。前回懲りたので、「右岸」を読むつもりはないけど、ここまで来て、九のことが気になるかも。 「左岸・上」は、茉莉の子ども時代から、駆け落ち、始と出会いと別れ、パリまで。茉莉と共に成長しながら読み進める、子どもの茉莉、娘の茉莉、母の茉莉、兄への想い、母への想い。2015/10/19

ann

55
あの時代。こんな生き方。博多の家族。「ずんずん生きる」ってすごい言葉。後半は「葉子と草子」を思い出しながら読んでたけど、もっとドラマチックな人生が展開する予感。江國香織の書く「母娘」はいつも憧れ。例えば今回は、喜代。2019/09/03

めろ

50
ひとりの女性の、幼少期から大人になるまでを描いた長編。長編でも江國さん独特の雰囲気は変わらず、とても読み応えがありました。しなやかにのびのびと、何があっても流れ続ける人生をチョウゼンとして生きる主人公がとても魅力的だった。茉莉の幸せを願いつつ下巻へ。2013/09/03

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