出版社内容情報
科学の世界はこんなに不思議で面白い
宇宙のはじまりとは何か。鉱物はどうやってできたのか。DNAと遺伝子の違いは? 著者がその道のスペシャリストたちとの対話の中で科学の不思議と面白さを発見する、科学入門エッセイ。
内容説明
宇宙のはじまりはカップからこぼれたコーヒー?人間が豚を食べられるのは遺伝子のおかげ?作家、小川洋子が様々な分野で活躍する科学のスペシャリスト7人にインタビュー。科学の不思議を解き明かすため、日々研究に打ち込むひとびとの真摯な姿に迫る。そこから見えてきた興味深い成果の数々とは。ふとした疑問から巨大な謎まで、科学に関するあなたの『?』を解決する珠玉の入門書。
目次
1章 宇宙を知ることは自分を知ること―渡部潤一と国立天文台にて
2章 鉱物は大地の芸術家―堀秀道と鉱物科学研究所にて
3章 命の源“サムシング・グレート”―村上和雄と山の上ホテルにて
4章 微小な世界を映し出す巨大な目―古宮聰とスプリングエイトにて
5章 人間味あふれる愛すべき生物、粘菌―竹内郁夫と竹内邸にて
6章 平等に生命をいとおしむ学問“遺体科学”―遠藤秀紀と国立科学博物館分館にて
7章 肉体と感覚、この矛盾に挑む―続木敏之と甲子園球場にて
著者等紹介
小川洋子[オガワヨウコ]
1962年、岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。88年、「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞受賞。91年、「妊娠カレンダー」で芥川賞受賞。2004年、『博士の愛した数式』で読売文学賞と第1回本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で鏡境花文学賞受賞、06年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞受賞。海外で翻訳された作品も多く、『薬指の標本』はフランスで映画化されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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