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集英社文庫
フレフレ少女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087463101
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

桜舞う季節。高2の文学少女・桃子が、初めて恋をした。相手は全校女子憧れの的、野球部のエース大嶋くん。彼に近づこうにもマネージャーはすでに定員一杯。しかたなく桃子が選んだのは廃部寸前の応援団だった。あいさつは「押忍」、もちろん学ラン着用の古くさく硬派な男の園。次第に熱い世界にはまり、甲子園の県予選になんと団長として登場することに。「応援」に恋と夢を託す少女の夏が、今、始まった。

著者等紹介

橋本裕志[ハシモトヒロシ]
1962年北海道札文島生まれ。小樽商科大学卒業。演劇活動を経て、88年より映像脚本の執筆を開始。主な作品に、映画『外科室』『流★星』『愛してよ』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

91
映画の小説化で面白かったのは、オペラ座の怪人のように、原作と映画がかなり違っていて、原作を読みこなすこととは別に、映画を思い出すために読むというようなものだけだと思っていました。 本書は、映画が気に入った人なら、読んでも面白いかも。 個人的には、小説化よりも、台本を多少編集してでも出版して欲しい。2013/05/07

aki

12
寝る前にちょっとだけ読書…のつもりが1時間でバーっと読了。こんな時間に。応援っていいなあ、と思わせてくれる本だった。応援する人は応援される人より頑張って努力していないといけないっていう文脈には本当に反省させられたし、現状いろんなことをあんまり頑張れてない私は他人を応援したくても気持ちのこもっていない言葉・態度しか向けられないのかもな、と心が痛んだ。最初の桃子の比べて最後の桃子はどれだけ素敵な女性になったのか、描写は少なかったけれど、きっと凛とした素敵なひとになってたんじゃないかな〜と思う。いい本でした。2015/05/29

yamatoshiuruhashi

4
新垣結衣主演映画の原作(それともノベライズ?)。染谷将太が出演していたのでこの映画見て結構お気に入りです。染谷の成長過程がよくわかる。話の内容は高校野球の規定に基づくとおかしいのではないかと思うところもあるが、まあ往年の「若大将シリーズ」を観ていると思えばいつの時代にもあるような娯楽作品で楽しめます。染谷将太のDVDは取りあえず購入してみているのですが、これはその意味で再鑑賞に堪えています。この本は息子の本棚から発見。数年前に買っていたらしい。楽に楽しめました。2015/11/03

まおびん

4
短いので一気に読める。應援團もいいねー、学生時代やっとけばよかった。2012/08/25

みん

3
たtった5人の応援団、そして女性の応援団長の物語。青春だぜぃ~とくさくなりそうであるが、私としてはたまにこういった本もよみたくなるのである。ラストもお決まりのハッピーエンドで終わる。応援に力を入れている描写は良く描けており、読んでいて思わず力が入ってしまった自分は、まだ若いなぁ・・。映画の焼き直しらしいので、今度DVDでも借りて見てみようかと思う。(そういえば私も応援団ではないが、ハイネックの、裏に獅子の刺繍があるガクランを来ていました。生意気に見えたんだろうなぁ~)2012/08/21

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