内容説明
著者は、数学者でベストセラー作家の夫・正彦と息子三人の五人家族。三人三様の個性をもつ息子達、それぞれの受験や進路で悩み考え、愛情をもって見守ってきた。だが、そこには夫との激しい議論や口論、そして脱線もあり…。国際的な活躍をする夫と共に、海外の友人達との異文化交流を愉しみ、心理学講師として学生達に真剣に向き合う。妻、母、ひとりの女性として、奮闘するユニーク子育てエッセイ。
目次
第1章 受験や進学の岐路で(二つの入試発表;哀しきかな、親心;夏期講習;息子の憂鬱;勉強は順調ですか;褒められて育つ)
第2章 深い情緒を羅針盤に(一人遊びの殻を破り、はばたいた男の子;厳しい現実に直面したとき;深い情緒は人生の羅針盤;父の信念;月暦;インドで見た宇宙;緑の中で;2か月の苦闘;素晴らしきかな、人生;友人ヤギの話;夢の不思議)
第3章 藤原家の不思議(せっせとお買物;不思議な縁;消えた林檎;ベラルーシの丘;村にダムができる;故郷の風景;ブルーベリー;家族登山)
第4章 息子達の思春期に揺れる親心(もう少し夢の中で遊んでいてほしい;やはり反抗期は来た;留守番で団結した息子達;どうしてうちだけ駄目なの;泥と涙と;紙一重;料理の不思議な力;完泳ばんざい!)
著者等紹介
藤原美子[フジワラヨシコ]
米国プリンストン生まれ。お茶の水女子大学修士課程修了。発達心理学専攻。筑波大付属盲学校非常勤講師。エッセイスト。翻訳家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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