内容説明
要らぬプライド、出世欲、嫉み、劣等感。そんな私たちの心にストレスをためるものを捨てる力。それは「心安らかに」「健康的に」「自分らしく」生きる力。そして固いアタマを捨て「幸せになる力」。自由で軽い心を取り戻す79のコツ。前向き人生の達人・茂太先生のユーモア溢れる逆転の発想で、自信あるあなたにシフト、これで人間関係もうまくいく。
目次
1章 「前向きな自分」になるために、捨てるものがある
2章 「よき人生」のために、捨てるものがある
3章 「捨てる人」ほど、大きく伸びる
4章 「日々安らか」に過ごすために、捨てるものがある
5章 「健康な自分」のために、捨てるものがある
6章 「うつ」を避けるために、捨てるものがある
7章 人間関係のために、捨てるものがある
8章 「自信を持つ」ために、捨てるものがある
著者等紹介
斎藤茂太[サイトウシゲタ]
1916年東京生まれ。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。明るく前向きな発想で読者を魅了し“モタさん”と親しまれる。2006年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
50
捨てるといってもモノではなくて心のゴミ。要らぬプライド、妬み、劣等感など。エジソンは電球を発明するまでに6000回以上失敗や挫折を繰り返したが気にしなかった。松下幸之助は自らの成功の秘訣を「生まれた家が貧乏だったこと・上の学校へ行けなかったこと・生まれつき体が弱かったこと」としている。ピカソは「オレの絵をどう思うかはお前の勝手だ」と言った。人と比べず、自分らしく、足るを知り良い加減に生きるべし。2017/08/02
Smileえっちゃん
38
捨てたい物も、ストレスもいっぱい!そんな時目に入った1冊・・・読み易かったです。捨てるとは自分をリアルに見つめ直すこと・・・十二分に実力を発揮するために「気負いを捨てよう、平常心でいこう」2014/11/27
智湖
26
斎藤茂太先生の、優しさに溢れたカウンセリングを受けているような気持ちになりました。 昔、仕事があまりにハードで精神的に余裕がなかった頃に読みたかったかな。もっとも読書どころか寝る時間もなかったけど。ーうまく生きられない人、気負いを捨てて楽に日々過ごしていきたい人が読むといいと思います。斎藤先生の本の中でも、最も好きな本のひとつです。2020/07/30
みゆき
18
滅多に読まない類の本。何故か家にあったので読む。P74より『「捨てる」とは自分をリアルに見つめ直すこと』この本の内容を全て実践できたらいいけどね。病院で医師に「気の持ちようですよ」と言われて、「それができないから来てるんです!」と返した患者がいた(私)。「言うは易く行うは難し」。スネに傷持つ芸能人の「過去を捨てる力」は素晴らしい。それは多くのファンの支えがあってこそ。我々一般人は「心の支え」となる家族や友人がいるかどうか。これには納得。2023/09/29
心
13
再読~☆ 色々なものを、ポイポイヽ( ´ー‘)ノ⌒○ 余分なものを、1つずつ捨てていこう。心の中を軽くして 肩の力を抜いて 焦らずに 楽しんでいこう(^^)2014/08/17